質問者
今日は、炎上の舞台となりやすいネット上の場所についてお伺いできればと思います。
これまで、いくつもの炎上後の対策をされてきたかと思いますが、炎上しやすい場所などはありますでしょうか?
大和田
炎上する原因と炎上しやすい場所と言うところは再確認する必要があります。
また、炎上しやすい場所と言うよりは、どのようなメディアやウェブサービスを媒介して炎上していくのかと言う事ですね。
質問者
はい、そうです!ネット上のどの媒体を使って炎上するか、ということをお伺いしたいです。
大和田
私どもで相談を受け付ける順番としては、、、
掲示板
口コミサイト
就職情報サイト
Q&Aサイト
ブログ
ニュース報道
SNS
上記のような順番です。
意外なところで言うと、twitterなどのSNSは相談としては多くないのです。
上記の私どもが相談を受けている種別とは、そもそも炎上の火種の原因となる情報が出ている先です。
その火種が原因となって、(拡散していく≒炎上)するのは掲示板・twitter・Facebook等のSNSの三つではないでしょうか。
質問者
まず疑問に思ったのは、「相談を受ける順番」です。
この順番に何か理由はあるのでしょうか?
大和田
被害にあいやすい確率、ユーザー数ではないでしょうか。
ニュース報道とありますが、ニュースで報道されるなんてめったにありませんよね。
質問者
そうですね。 確かに多くはないと思います。
大和田
また、twitterをSNSで括ると少ないのは、炎上ばかりがフォーカスされますが、
twitterが原因の炎上って、炎上を加速するツールにはなっていますが、火元にはあんまりなっていないのです。
質問者
なるほど!
では、火種となっているWebサービスが「掲示板、口コミサイト、就職情報サイト…」の順で多いとするなら、
炎上後の拡散を加速させるWebサービスは「掲示板・Twitter・facebook」が多い、ということでしょうか?
大和田
その通りです。
質問者
では「掲示板、口コミサイト、就職情報サイト…」等で火種となる投稿がなされやすいのは何故だとお考えになりますか?
大和田
情報が曖昧であることが理由だと思います。
情報の真偽が分からないので、ネット上の中で質問も兼ねて聞いている部分がユーザー的にはあるのではないでしょうか。 そして、質問が質問を生み、不確実性の高い情報が更に独り歩きし始める。 その結果、ネット上が荒れてしまう(炎上)結果が生まれるのだと考えています。
質問者
言われてみると、掲示板・口コミサイト・就職情報サイトのいずれも、曖昧な情報を書き込めることが多いように思います。
Q&Aサイトの回答でも曖昧なことが多いですね。
炎上を加速させるツールとなっている、FacebookやTwitterなどは、どうして助長する役割となっているのでしょうか?
いわゆる「投稿」や「シェア」が気軽にできてしまうからでしょうか?
大和田
Facebookは別として、twitterは本当に「気軽」に利用するコミュニケーションツールです。
ですので、何かの情報を拡散≒リツイートする事すら、大したことではないわけです。
それと比較するとFacebookの場合は、実名でシェアしたりしますから、多少情報自体を吟味している傾向はありますよね。
twitter⇒へ~、こんな情報があるんだー(リツイート)
Facebook⇒なるほど、この情報は友人に教えたい(シェア)
みたいな感じですかね?
質問者
そうですね、、、
ユーザー側の感覚としてそんな感じだと思います。
Twiiterの方がより気軽なイメージがあります。
では次に、炎上の火種となりやすい投稿・情報などをいくつかご紹介いただきたのですが、可能ですか?
大和田
一般論になりますが構いませんか?
質問者
もちろんです!先日話題に上がったのは「政治的な発言」などは炎上につながりやすい、というものでした。
このように、いくつかのカテゴリーに分けていただくとわかり易いのですが・・・
大和田
法律違反・犯罪行為
マナー違反
差別
批判行為
皇室
宗教
政治・イデオロギー
大きくはこんなところでしょうか。
質問者
そうなのですね。
予想通りというものもありますし、そうでないものも。。
詳しくは、またお伺いしたいのですが、この内容を掘り下げるのは大丈夫そうでしょうか?
大和田
大丈夫ですよ
質問者
では、明日詳しくお聞きできればと思います!
どうもありがとうございました。